久しぶりでブログを書こうと思いました。(スミマセン。)
最近結構忙しい日が続いております。
委員会や視察、あちこちへの行事の出席の他に、面白そうな今後の雇用拡大へつながるかもしれない仕事の相談、地域行事の打ち合わせ、地元牛農家さんへの取り組みや自分の県政報告会の準備…。そして子供達の小学校保育園の行事出席や子守り。。。
昼は昼であり、夜には飲みながらの話し合いがここのところかなり続いており、「議会が終わったらやろう」と思っていた仕事や調べものなどもなかなか出来ない状況で、ジレンマです。
<仕事が出来る人>はテキパキとこなしていくのでしょうが、私は何度も間違え、足で稼ぎ、<体で覚えないと出来ない人>ですので、何をやるのにも時間がかかります。
一人で下準備から資料集めや打ち合わせを行っており「給料が上がってるがら誰か雇えばいいべ」とも言われることもありますが(これは後日説明させてもらいます)、それも難しいので労働時間で補うしかない状況です。
議員になる前は「議員って普段何やっているんだべ?」と思っておりましたが、現にやってみますと私は時間がかかるものだなと思いました。
一つの仕事を進めるためには、例えば「先進地ではどのような取り組みがあるのか」とか「他県の情報収集」、「国の方針」や「各地方自治体の取り組み」などを調べるだけでもかなり時間が必要ですし、役所の色んな所に話をしにいくのもその通り難しい状況です。
しかし9月の議会が始まる前に、秋田産品の販売ルートを少しでも開拓したいことと、今ある話の中で秋田県でのビジネスを考えている会社への環境づくりをしたい、そして被災地にもまたボランティアしに行きたいし、出来る限り地域の人たちの話を聞きにチラシを撒きがてら現場にお茶っこ飲みにいきたいと思っております。
気合の夏!根性の夏!暑さに負けずに頑張ります!
※それでも時間が足りないとか言いながら、ここの所横手の送り盆の舟準備をしていたりしてるので(今日も半日やりました)、やはり「時間は自分で作るものだ。」ということ改めて認識したところです!
昨日、秋田県の放射線物質への取り組み状況などを聞き取りに、県庁に行ってきた。
私も子供がいる親としても、こういった問題はどうしても常に状況を把握しておきたいし、子供たちのためにも安全な環境を作っていきたいと思う。そしてその内容を住民の皆さんにわかりやすく説明したいし、おかしい所は声を上げる義務や責任があると思っている。
7月21日現在の秋田県放射線物質の状況報告です。↓
< 状 況 報 告 >
前回聞き取り調査し、「秋田市と湯沢市以外でも検査を」とお願いした時よりも、さらに調査箇所が広がっている点が良かった。
http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1300698721800/index.html
県内12の市町村の庁舎付近と34か所の幼小中高養学校で、地上から1cm、50cm、100cmと空間線量の計測をしている。
そしてその計測の結果、現在の秋田県は、どの地域でも放射線物質の問題が少ないレベルであることに少しホッとした。
昭和30~40年代から、世界中で核実験が行われ、大量の人口放射線物質が世界中に飛来した事実を受け、秋田市でも放射線物質調査を実施を開始していて、このデータが今の状況と少し比較になる。
昭和40年前後は放射線に対する人的影響の度合いを計測出来なかったりしたため、昭和45年からは人的影響があると思われるγ線をリアルタイムで測定できるようにしたとの事。(秋田市だけだが)
そこからちゃんとしたデータを取っており、昭和51年には中国の核実験、昭和61年にはチェルノブイリの事故があり、その時は特にグンと計測数値が上がったという結果が出ている。
比較)●チェルノブイリ原発事故時の秋田市
観測:昭和61年5月1日~22日まで計測
①ヨウ素131…629メガベクレル/平方キロメートル
②セシウム134…115メガベクレル/平方キロメートル
③セシウム137…252メガベクレル/平方キロメートル
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●今回の福島原発事故時の秋田市(測定方法が多少異なるが)
観測:平成23年3月18日~2か月半の積算で計測
①ヨウ素131…217メガベクレル/平方キロメートル
②セシウム134…90メガベクレル/平方キロメートル
③セシウム137…118ガベクレル/平方キロメートル
僅かだが今よりもチェルノブイリ事故時の方が数値が上との計測結果。比較するものがあり分かりやすい。
この結果から秋田は今のところ大丈夫だろうとの判断でした。
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しかし、同じ日本で起きた事故より、8000km以上と遠いウクライナで起きた事故の方が影響が出でいたというのも、なんだか変な話だと思って調べてみた。
簡単に言えばチェルノブイリ事故は圧力容器が丈夫だったので大爆発し、キノコ雲の高さが9000メートルとなって爆発規模が大きかったことが、広く汚染を拡散した原因のようだ。そこから風に乗って日本まで。。。
そして今回の福島原発では、圧力容器の強度が十分ではないのが逆に幸いしたようで、圧力容器が初期の段階で早々と損傷し、穴が開いて汚染物質が漏れ出したので爆発しなかったが、その代わりに格納容器ビルが水素爆発したとの事。今は濃い放射性物質がちょろちょろと海や周辺に少しずつ出ているのが現状。
しかもその放射線物質の量はチェルノブイリよりもはるかに多く、今だ熱く燃え上がっている燃料棒の温度を下げることも出来ていないし、問題は始まったばかりで収束には間違いなくまだまだ時間がかかる。拡散こそしていないが、これから周囲にじわじわと影響があふれ出て、人類の誰もが経験したことのない状況に突入することになるだろう。これかなりやばい。
どうなるのか、最悪の場合を考えると本当に恐ろしい。
だがこんなことは日本中誰もが分かっている。
今国がピンチだ、一つになって取り組んでていかなければならない、今こそ政官民一体となって動くべきだとこの何か月もずっと言われているが、4か月が経ち、夏真っ盛りになって一番電力を使うだろう時期まで来たのに方向性すら決めれていない現状。
想定外を想定しなければいけないと言っている中、想定しても動けないこの現状。
まだまだ一つになれていない。
被災地の人を考えると、本当に申し訳なく思う。
足の引っ張り合いしてる場合じゃない。 答えは出ているはず。国民の大多数は脱原発、そして自然エネルギーへの転換を望んでいる。目標を持って早く前に進むべきだ。私たちは今、希望に飢えている。
この間、「この土地は我々がご先祖様から譲りうけたものではない。次の世代から借りているものなのだ。(インディアンの言葉)」という言葉を見て、私はとても共感した。
この大地を次の世代に返さなければならない我々は、二度とこのような惨事を起こさないようにしなければならない。
暑ければクーラーをかけたいと思うし、電気がなければ経済が発展できないというのも理屈では分かるけど、次の世代に受け渡すのは経済の価値観より、安全や思いやりという価値観が先にあって欲しい。
人類の進むべき道が試される時期に生きているものとして、なんとしても早くこの問題を進めていきたい。
なでしこ熱でせっかく上がったこの気持ちも、原発の事を考えれば、またいつものどこか晴れない、楽しめない気持ちに戻ってしまうのがとてもつらい。
やりましたっっっ!!!
なでしこJAPANが、世界一、W杯制覇!優勝しましたっ!
日本中が大喜び、私も大変、やだら嬉しいです!素晴らしい!最高ですっ!
「なでしこJAPAN」、感動と勇気をありがとうございました!
全世界30億人のフットボールファンの皆様、今日は歴史に残る日です!
長いフットボールの歴史の中で、日本が、アジアが初めて決勝まで行き、そして優勝したというこの事実は、これまでの歴史を塗り替え、男女問わずこれからの勢力図やW杯の地域出場枠にも大きく影響してくるのではないでしょうか。
思えばスーパースターのアルトゥール・アントゥネス・コインブラさん(いわゆるジーコさん)がブラジルから日本へサッカーの宣教師として来日して頂いた時、土の練習場でプレーしていたこの日本で、誰がW杯優勝を夢見て本気で叶うと思ったでしょうか。
漫画の主人公、大空翼くんや青葉茂くん達も夢見たこの舞台で、元気はつらつとプレーをし世界のトップと互角以上に戦って勝っていく。。。
嬉しくて頼もしくて、そして今までの努力や仲間との絆、周りの人の支え…などを色々と考え、ぐじゅぐじゅと泣いてしまいました。
ここ数か月の悲し涙ではなく、久しぶりに感動の涙です。
日本にこんな明るいニュース、本当に嬉しいですね。
PK終了後、みんなで走っている映像を見て鳥肌が立ちました。金色の紙吹雪も感動しましたね。
ホントよかった!そして日本5,000万人のフットボールファンの皆様、信じた甲斐がありましたね!最高の結果、今日は日本中でお祝いしましょう!
今日は長くブログを放置していて、県北視察などをしていた結果を報告しようと思ったのですが、また次の機会にします。
そして、我が秋田県。なでしこJAPAN帰国後にお祝いと秋田米のPRも含め、「あきたこまち」プレゼント、やっていきましょうよ!せっかくなでしこ達がドイツでも日本から「あきたこまち」を仕入れて食べてたというニュースもあったんだし、やらなきゃ損損。
前線からプレスをして動いていかなきゃ、現代のスピードサッカーでは負けちゃいますよ!
<小原まさてる 野菜・果物ソムリエ 日記>
秋田県で最も果樹栽培が盛んな横手市で、<さくらんぼ>が終盤戦になってきた。
一般的にさくらんぼのイメージ、「佐藤錦」はもう終了している農家が多い。ここあたりの植えている木のほとんどが佐藤錦なので、これからは本当に貴重で少量の晩性種だ。その晩生種の中で私がとても楽しみにしていた品種がある。
それは、「紅秀峰 べにしゅうほう」だ。プリプリの触感と甘みが強いこの品種は、山形県で開発された比較的新しい品種。真っ赤な色がまた食欲をそそる。
上の写真の物は右が「紅秀峰」で、左が「南陽」。同じさくらんぼでも色も形も味も全然違う。南陽は少し色が薄く、粒が大きいのが特徴。酸味も少なく大きいので、こちらもさくらんぼ通が贈答用に選ぶことも多い、人気のある晩性種だ。
昨日、これらを2粒!食べさせて頂く機会に恵まれた。
ややっ!なんと美味しい事!
私の好みの品種紅秀峰は、体感でわかるほど糖度があり、25度以上の甘さになっているだろうと感じた。プリプリの食感は佐藤錦とはまた違った美味しさ。1年ぶりに食べたその甘みは、お菓子では出すことの出来ない、とってもジューシーで太陽のいっぱい浴びた、薫りのある甘みだ。
もっといっぱい食べたいなぁと思ったが、今年の分は雪害の被害で収穫量も少なく、もう予約でいっぱいだとのこと。
さくらんぼは冷蔵で味が抜けてしまうし、この時期を逃してしまうと、最高の旬を1年間待たなければならない。
あ~来年か。。。とても残念だ。
こういった山形県品種ばかりでなく、気温の変化でどんどんと産地が北上していく中、秋田県を飛ばして、青森県では「紅真珠」というとても糖度が高く、食味が良く評価の高い品種が出てきたようだ。
我が秋田県でもすいか・メロン・なし・リンゴと良い県産品種が沢山あるが、さくらんぼは山形のものという意識が強いせいか、県産品種はあまり聞くことがない。
今の原発の影響で、様々な産地が大きな変化を迎える中、このように心待ちにされる、美味しい農産物の品種を、その県だけで開発していくやり方ではなく、東北全体で考え、連携出来る環境づくりを整えていくべきではないだろうか。
これからすぐに桃のシーズンが来る。
大産地福島産を補充出来る、秋田の栽培・販売戦略に取り組みたい。
元気ですか~!
来てますよ来てますよ!皆さん見ていますかっ!私は大分、興奮しております!
全世界30億人のフットボールファンの一人である私は、サッカーで素晴らしいプレーや、自分の応援するチーム、そしてJAPANの勝利を見る時が、とてもとても嬉しくてたまりません。
この喜びを、どう表現すればよいのでしょうか。
<<< なでしこJAPANが準決勝進出! >>>
大快挙です。素晴らしい!しかも準々決勝相手はホームのドイツ。
予選2位通過、前回のイングランド戦での敗戦もあり、かなり状況が厳しいかと思われました。が、がしかしっ!しかしですよ!
やってくれました、延長戦の末、<1-0>の劇的大勝利です!
嬉しいです!しかもしかも、活躍の裏には「あきたこまち30kg」が送られ、選手たちが食べているとのエピソードが!フットボールファンとして、秋田県人としてダブルで嬉しいです!
ここに秋田県の米販売戦略を垣間見た気がします。
東日本大震災がまだまだ復旧のめどが立たず、日本経済や東北全体、そして秋田にも大きな傷跡を残している中、大変元気づけられる復興のシンボルの一つとなっていくのではないでしょうか。
そしてまだまだ転作が進まず、米の比重の非常に多い、この秋田県農業の販売戦略の大ヒントとなったのではないでしょうか。この6月議会でも話し合った、「秋田米の販売戦略」をまた違う視点で、タイムリーな視点でも考えて、一粒でも一俵でも多く秋田米を販売して、農家の皆さんに還元していくことを考えましょう!
ビックチャンス到来です!もし優勝したら…。それでなくてもこれから何日か後に選手たちが帰国し、TVなどで連日インタビューや大フィーバーする中、選手と共に「あきたこまち」をPRして、全国の作柄と競争し勝っていく、今一度ブランド力を高める、またとない大チャンス!
世界の「なでしこJAPAN」が認めた、しなやかで、つややかな美しき「あきたこまち」。
勝利を呼ぶ米、「あきたこまち」。ねばりのあるあきらめない米、「あきたこまち」。
やらねばなりません、秋田県!
「あきたこまち」どご代表にプレゼントしましょ!いっぺ「あきたこまち」どごPRしましょ!
※今回思ったのですが、議員の仕事の中で、当局から上がってきた資料に目を通し、あれこれ質問するというのも大きな仕事だと思いますが、もう一つ、その前の段階で企画から入って考えたいと強く思いました。
スピードを持って、瞬間最大風速を読みながら、この流れの早い時代に対応して秋田県を少しでもPRしていきたいと思っています。
秋田県民もみんなで<なでしこJAPAN>を応援しよう!
次回は準決勝、
TV放送【NHK-BS1】
<生中継>7月14日(木) 3:10~5:50(日本時間) です。
眠い目をこすりながら応援だっ! あっ、自分は視察中だ…。。。
(なでしこJAPANのFIFAワールドカップ ハイライト集)
http://www.fifa.com/womensworldcup/teams/team=1883723/index.html
(なでしこJAPAN日程表)
http://www.jfa.or.jp/national_team/2011/nadeshiko/20110717/index.html