肩と足腰が痛かったのですが時間が経ち、少し良くなってきました…。
16日の横手の送り盆で屋形船を担いだ後遺症です。
初めて担いだ屋形舟のその重いこと!
しかも当日は雨が降り、藁の舟がさらに重みを増したようで運動不足の体には堪えましたが、大変感動して帰ってきました。
いつもは見る側だったのですが、今年から担ぐ側になり、実際やってみると(百聞は一見にしかずですね)お祭は地域や周囲、そして家族の理解がなければなかなか出来ないものだということがわかりました。
舟を作るにはまず昨年の藁を乾かし保存することから始まります。その藁を結い、舟のパーツを作っていきます。横手で藁を結える人もほとんどいませんので、ここだけでも数か月もかかる大変な作業です。
そして屋台舟の骨組みとなる部分を山から刈り取って運び、大きな船の雨風よけとなる製作場を作ります。ここだけでも何人もの男衆が仕事の合間を縫って夜や土日をかけ、何日もかけて準備をします。
製作場を作った後、屋形船の製作を進めながら、太鼓や笛の練習をしていきます。練習では子供たちも多く参加しますので毎回食べ物や飲み物の準備、後片付けなどの仕事もあります。
年代性別を超え、何十人もの人間が係わり、1日のお祭りのために多くの時間やお金をかけ、地域の方々が協力し合って一つの目標に向かって行動する。
これを毎年続けている地域の方々は、今は薄くなったといわれる地域コミュニティがとても発達している良い地域だと思いますし、防災や防犯の観点からも安全レベルがとても高く、住みやすく安心できる町であるといえるでしょう。
これからの街づくりや地域づくりにも大変重要なソフトであり、教育や文化の観点からも最高の教科書であると言えます。
お祭りなどの明るさとエネルギッシュに前を向いて動いていく地域の方々を見て(身体はボロボロですが)、久しぶりに元気を注入して貰いました。
このように政治も、みんなが地域を盛り上げていきながら参加していくという機運を作っていかなければなりませんね。
エネルギー充電!
さあますます秋田を、横手を盛り上げていきましょう!
明日は音フェス。横手イーストにて開催です。
http://yokote.co.jp/oto/yokooto.html
石町の屋形船 盆踊り時に子供を乗せ記念写真