「二分の一成人式」
(※ 小学校4年生は10歳。20歳の成人式のちょうど半分。)
先日、小学校4年生の長男が通う境町小学校で、このような式が行われました。
私の子供の時は無かった式ですが、2002~2004年度に発行された小学4年生の一部の国語の教科書に「二分の一成人式」が取り上げられて、内容の良さからだんだんと学年行事に発展していった式のようです。
境町小学校の式では子供が自分の「小さい頃の様子」、「名前の由来」、「思い出の品、写真」を親にインタビューして調べたり、「将来の夢」をみんなの前で発表したりし、「親子で手紙を交換」などを行うとのことでした。(想像しただけで泣いてしまいそうな行事です。)
私は行きたかったのですがどうしても仕事で出席出来ず、「子供へ送る手紙」を内緒で書きました。
そして式には妻が出席し、息子からの手紙を貰って交換してきました。
息子から
…小さい時は友達もあまりいなかったけど、今ではたくさんいます。こんな風になれたのは、家族のおかげです。そして愛じょうをもってここまで育ててくれた、家族や親せきの人たちにも感しゃをしたいです。ぼくは、これからももっと育っていくのでいつまでも見守っていて下さい。…お母さん、お父さんありがとう。…etc
というような手紙を頂きました。
読んでいて胸いっぱい、言葉が出ません。初めて手紙を貰ったので、ボロボロと涙が止まりません。
何気ない文章ですが、親にとって何よりも嬉しい、最高の宝物です。
「この子のために、この子の世代のためにも、もっともっと頑張らなきゃ。」とあらためて強く思いました。
ちなみに「親からの手紙どうだった?」と聞いた所、「けっこう、きたね。」とのマセた対応。
日々、もの凄いスピードで成長していく子供と一緒に私たち親も成長していかなければ、すぐに追い越されてしまいそうです。