秋田県横手市選出 県議会議員|小原 正晃 ( おばら まさてる ) ウェブサイト

最新の記事 > 秋田県指定天然記念物「善明庵の松」

購読する

秋田県指定天然記念物「善明庵の松」

2012年6月10日 20:52

このところ出張などが続いていましたが、週末は地元で活動できました。

昨日は4月の暴風雨の影響で、秋田県指定天然記念物である「善明庵の松」が割れて傾いてしまった件についての現地調査です。

IMG_0606.JPGのサムネール画像

これは横手市下八丁にあり、18mの大きさを誇る、美しい傘状のアカマツです。

樹齢は500年以上と推定され、「後三年合戦」(※後三年の役 1083~1087年)の時に戦死者を埋葬した際に、墓標として植えられたもの(3代目ではないか)と言われており、歴史のロマンあふれる大変貴重な巨樹です。

 

秋田大学の井上教授と秋田県、横手市の担当の方々が来てくださいました。

IMG_0595.JPG

木が40度ほどねじれ、割れています。中は空洞になっており、触ると木片がパラパラと粉になってしまう状況でした。一部枝が折れ、枯れている枝も目立ちます。

このような状態で、しかも木が横の鉄塔にもたれかかっているため、地元の方々からは木はもうだめで倒れるのではないかとの声が上がっておりました。

 

しかし、井上教授の見解ではこの木はまだ生きており、歴史的にも大変貴重な物であることや、鉄塔もあることから安全性も確保出来るだろうとのお話を頂き、今後枝を整理し、負担を減らしながら、存続させていくべきだろうとのお話を頂きました。

当局からも、もし事故などがあった場合の責任の所在などもお聞きし、住民の皆さんにも分かりやすいお話もして頂きました。本当にありがとうございました。

 

 

最後に井上教授から、「今この木は500年以上になると言われているが、私はこの樹木を見るかりでは1000年近くになるものだと思う。」との見解もお聞きしました。

 

これが証明されれば、言い伝え通り後三年合戦時に植えられたものとして、ますます貴重で価値が高い資源となります。

 

 

さて、昨年はこの巨樹と歴史的背景の繋がりを持つ、「平泉」が世界文化遺産となり、来年は秋田のDC(観光キャンペーン)が始まります。

こういった「地元にある資源」を生かして、そして次の世代に繋げていく仕組みをどうやって作っていくか。 

 

長い間、この土地をずっと見守ってきたご神木に笑われることがないよう、今いる私たちが頑張らねばなりません。

 

 

※県の観光ページ(善明庵の松) 

http://www.akitafan.com/sightseeing/detail.html?data_id=754

 

 

当サイトに使用されている全ての文章、画像、写真のいかなる無断転載も禁止しています。
Copyright (C) Obara Masateru.All Rights Reserved.