4月3日午後から4日にかけて、県内に大きな影響を及ぼした今回の暴風雨。
私の住む横手市でも大きな被害を及ぼしました。
昨日から今日にかけて、被害の聞き取りのため市内全域を回りましたが、「秋田では震災よりも被害が大きい」というのが率直な意見です。
横手市内でも上真山の踏切前が通行止め。近くの屋根が電柱に飛んでおりました。
横手、大雄、大森、雄物川、十文字、平鹿地区の一部が停電、そして断水。
各地域の多くの市民から切実なお話をお聞きしました。
県でまとめた5日正午までの報告では、横手市全域でパイプハウス約400棟、作業小屋200棟、畜舎20棟が破損。家の屋根破損は調査中で数えきれないほど。(我が家も破損しました。)そしてスイカの苗が4.2万本などの大変な被害が出ております。
※明日にはもっと被害報告が多くなるかと思います。
私が見た中では、大雄、大森、平鹿、雄物川、十文字の西の方が被害が大きかったように見えました。見た感じでも多くの電柱が傾き、中には折れたりしているものもかなりありました。朝は信号もついていない所も多く確認され、電気が通っていないことが一目でわかりました。(夕方にはほぼ全部の信号が発電機によりついておりました。)
そして今日も今現在も断水、停電のご自宅もまだまだ多数あります。
これでまる2日、明日になれば3日、ライフラインがストップという大変な状況です。
これから田植えシーズン。
苗に必要なハウスもかなりの被害が出ています。
この被害により、秋田の農業にも大きな影を落としそうです。
今年も年度初めから自然の驚異をまざまざと見せつけられました。
雪解けを心待ちにしていた雪国に、また今年も大きな試練と課題が投げられたような気がします。
それでも、、、私たちは負けられませんね。
実りの秋には多くの方が笑顔になれるよう、知恵を出し、みんなの力を結集して、この状況を突破していくよう頑張りましょう!
前を向くしかありません。