地元の英雄、高橋勇市選手のロンドンオリンピックのお話を聞かせて頂く報告会、「高橋勇市選手を囲む会」に参加させて頂きました。
高橋選手は全盲のランナーとして、アテネオリンピック(視覚障害の部)で世界一の金メダリストとなり、北京オリンピックでは16位(全盲と弱視クラスが統合となったクラス別であれば銀メダルの成績)、そして今回のロンドンオリンピックでも7位入賞と素晴らしい成績を残されました。
現在48歳という年齢ながら、オリンピック毎にタイムを上げ、何と今回もフルマラソン2時間42分で完走されております。
しかも今回は伴走者にアクシデントがあったり、大会運営側の残り距離の表示ミスからペース配分を間違えたりという、大きなハプニングが続いた中でのレースだったとのお話でした。
そしてゴールした瞬間もまだ気力体力共に余力を残しており、すぐ「まだやれる!次のリオデジャネイロを目指そう!」と思ったとのお話を聞かせて頂きました。
徐々に視力が低下し、30歳を超えて全盲になった時には一時死も考えたという中からのこの活躍は、見る者に勇気と感動を与えます。
障害を跳ね除ける気力、世界一を取った後でも挑戦し続ける姿勢、年齢の枠を超えたチャレンジスピリット…。
人生はよくマラソンに例えられますが、高橋選手のマラソンを見ると自分もまだまだ頑張れる、あきらめないこと、やれる、という気持ちが奮い立ちます。
このような人生の手本となる素晴らしい先輩を持ち、本当に嬉しく思っております。
これからも地域一丸となって、ますます高橋選手を応援していきたいと思っています。
☆次のリオは「トライアスロン」で勝負したい!とのサプライズ発言もありました!
高橋選手の4年間の努力に注目です!